受験生にとって冬期講習会は最後にまとまった時間勉強に当てられるチャンス。
みなさん、ここは頑張ろうという意気込みを持っていると思います。
では講習会で最大限の成果を出すための方法を考えたことはありますか?
すでに学習の方法を確立している人は、そのままのやり方でいいと思います。
しかし、自分のやり方に不安を感じている人はちょっと考えてみてください。
今まで漠然と勉強していなかったでしょうか?
無意識のうちに苦手教科を避け、好きな教科で時間をつぶすような方法を取っていなかったでしょうか?
出来なかった問題をやっても無理だと思いそのままやりっぱなしで終わらせてなかったでしょうか?
決してそのことを責めているわけではありません。
ただ残された期間をどう使うかによってまだまだ結果は変えられるということです。
それを目指すのであれば残りの期間を有効に使うことを考えてください。
それでは冬期講習会で成果をあげるために何をするか?
その答えはとても簡単です。
それは冬休みまでの間に何をするかということです。
そんなの当たり前じゃんと言う人もいるかと思いますが、実はこれができていない人がかなり多いのです。
冬期講習会になれば入試レベルの問題を効率よく解くということが必要になってきます。
そのためには講習会までに基本の確認と一度自分で解いてみるという作業、そして自分のできるところ、できないところを認識する必要があります。
できないところがたくさん見つかると落ち込む人がいますが、それはとてもいいことなのです。分からないところを認識していれば、その中の一つでもできるようになることは進歩したと言えます。
私たちが一番心配なのができないところを認識していないという人です。こうなるとできないところを見つけ、自覚してもらえるように進めるという作業が必要になり、さらに時間がかかってしまいます。
この時期のタイムロスは深刻な状況に陥る要因にもなります。
冬休みまで二週間となりました。先週の土曜日から事前学習会を始め、少しでもいい状況で冬期講習会に臨んでほしいと思っています。
これを読んでこのままで大丈夫かなと心配になった方、相談だけでも構わないので連絡を頂けたらと思います。
ほとんどの中学生が人生初の入試。あとで後悔しないように残り3か月を大切に使ってください。